日焼け 美白

　紫外線対策を何もしないで外出して、うっかり日焼けをしてしまったという経験は誰にでもあると思います。実はそういったことの積み重ねがお肌にとって最も良くないことなのです。
　多くの女性雑誌で美白特集が組まれていますが、これは多くの女性が美白への憧れを持っているということなのですね。
　「うっかり日焼け」は肌の老化を進めてしまい美白どころかシワだらけの肌になってしまう危険があります。肌が老化すると実際の年齢よりも老けて見えてしまいますので、日頃から顔の日焼けには特に注意したいものです。焼けてしまったから対処するというサイクルから、焼けてしまう前に予防するというサイクルに変えるだけで、将来年を重ねた時にも本当の意味で白い肌を保つことが出来ます。「あの時に切り替えて良かった」と思えるように今日から意識してみましょう。日常生活でほんの少し注意するだけで、美白なることができます。
　紫外線が強くなる季節は勿論ですが、そうでない時期も日焼け止めは毎日塗るようにしてください。美白の敵、紫外線は夏だけではないのです。一年中降り注いでいて、晴れの日だけではなく曇りの日も日焼けによる影響があります。鼻や頬や額などには、日焼け止めを重ね付けするくらいが丁度良いのです。外出時はお手洗いに行く際に塗り直すくらいの感覚が大切です。
　そこまでやるの？と思われた方もいると思いますが、「そこまでやるのです」。習慣になってしまえば歯を磨くのと同じくらい当たり前のことになるので心配いりません。
　意外な所では目にも日焼け対策をしなければいけないのです。目に紫外線が入ると、脳がメラニン生成の指示を出して肌が黒くなってしまうそうです。紫外線が強くなる春先からはUVカット性能が高いサングラスをするようにしましょう。目が良い人やコンタクトレンズの人は、伊達眼鏡でもUVカットレンズを入れることが出来ますので眼鏡店に相談してみましょう。

　美白になるためには、紫外線対策など肌の外側からの対策と、内側からの対策の両面からアプローチすることが必要です。肌に良い栄養素を摂ることで肌を健康的に白くしていくことができるのです。特に日焼けした後の肌は、ターンオーバー(肌の再生周期）が狂ってしまいますので栄養素を与える必要があります。
　ビタミンCは日焼けした肌を美白に導くのに有効な栄養素です。果物や根菜類にビタミンCが豊富に入っています。中でも根菜類の良いところは火を加えてもビタミンC壊れにくいということです。料理に使いやすいので、食べるだけで簡単に美白効果が得られる便利な食材です。
　ビタミンCには、肌を老化へと導いたり肌を黒く日焼けさせる「メラニン」の生成を抑えてくれる働きがあります。美肌に効果があるコラーゲンの生成を助け、肌の細胞の修復を手助けする働きがあります。
　ビタミンEの働きの中にも活性酸素の生成を抑える効果ががあるので新陳代謝を高めて細胞の再生を促進する働きがあります。こういったビタミン群を食べ物から取り入れることが難しい場合は、サプリメントなどを使うことも考えてみると良いと思います。



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